ラストメール2 ～いちじく白書～

山田一希（20）：中村優一（D-BOYS）

祖父の死後、町役場で働くことになるがまるでやる気がない。やりたいことも夢もなく醒めている。あるのは、いつかこの町を出たいという思いだけ。しかしその勇気もない。
物心ついた時すでに両親はなく、祖父に育てられたが、両親のことをまるで知らないことが心の傷となっている。
ひょんなことから死者の最後の願いを叶えることになる。
また、ご当地キャラ「いちじくん」の担当を任される。

※「いちじくん」とは、日那比多町（ひなびたちょう）の特産物・いちじくを通じて、全国に日那比多町をＰＲするために無理やり作られたキャラクター。

長谷川静果（20）：中村静香

一希の幼なじみで、同じ町役場の「とにかくやる課」の同僚。
好奇心旺盛で何にでもすぐ首を突っ込みたがる。
また、世話好きで困っている人を見ると放っておけない。
一希の元に届いた死者の最後の願いも親身になって聞いてやり、一希を巻き込みながら解決に向けて奔走する。
実は、一希のことが好きだがなかなか言い出せずにいる。　

御手洗権蔵（65）：阿藤　快

日那比多町の町長。元ドサ回りの演歌歌手で、一希の祖父・勘吉と共に「ピリカラ兄弟」として活躍していた。生前、勘吉から一希のことを任され、勘吉の死後、一希を臨時職員として町役場に採用する。
今流行りのゆるキャラで町おこしをしたいと考えている。

小沢耕太（22）：小柳　心

一希の幼なじみで年上の良き相談相手。一流の寿司職人を目指して東京に出たものの、人の多さに吐き気を催して挫折。家業の商店を継ぐために帰ってきた。