ラストメール2 ~いちじく白書~

バーチャルメール対応ドラマ 第3弾!!

10月15日(木)スタート

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ストーリ

第4話「謎のヒナビタ原人」(1月28日放送)

第4話「謎のヒナビタ原人」 第4話「謎のヒナビタ原人」 第4話「謎のヒナビタ原人」 第4話「謎のヒナビタ原人」

日那比多町(ひなびたちょう)のマスコットキャラクター「いちじくん」を売り出すため、イベントを企画した一希(中村優一)と静果(中村静香)だったが、全く客は集まらない。そんな折、御手洗町長(阿藤快)のもとに考古学を研究している若木という大学助手が訪ねてくる。若木によると、彼の上司である古井戸教授がこの日那比多町で原人の骨を発掘。古井戸教授は世紀の大発見の可能性があるとして「ヒナビタ原人」と名付けたが、残念ながら発掘中に亡くなってしまった、という。まもなく東京の考古学連盟の調査員がその骨の鑑定に来るので、それまで骨を保管してほしいと町長に依頼した。
「ヒナビタ原人」という言葉に目を輝かせる町長。さっそく日那比多町を「原人の里」として売り出すことに決めた。「いちじくん」は廃止と言う町長に、ひとりガッツポーズをとる一希。
「ヒナビタ原人」のTシャツまで作り大盛り上がりの町長だが、一希のもとに亡くなった古井戸教授から例のメールが届く。「あれは原人の骨ではない。ニセモノだ。そのことを若木くんに伝えてくれ」
原人フィーバーでいちじくんをやらずにすみそうになっている一希にとっては複雑な状況だ。メールのことは静果にも言わず、ひとり発掘現場に向かう一希。教授の指示通りスコップで掘り起こしてみると、そこには犬の首輪が。教授は犬の骨を原人と見誤ってしまったのだ。
「若木くんも恥をかくので、どうか、調査員が来ないようにしてほしい」と教授からのメール。
一希は耕太に調査団が来るのを邪魔するようにたのんだ。
一方、町長は調査団を大歓迎しようとやる気満々だ。一希に調査団の車での出迎えをさせたが、一希はなんとか調査団を骨が保管された公民館に近づけまいと、のろのろ走ったり、遠回りしたり。そして耕運機で道をふさぐ耕太に遭遇。なんとか調査団の行く手を阻もうとするが、そこに静果が登場。耕太と一希を一喝する。困った一希は静果にすべてを話すが、静果は「こうなったら腹をくくるべき」と調査団を公民館に連れて行った。
公民館では町長が熱烈に出迎え、原人の骨が保管された金庫のもとへと案内する。ところが、原人の骨は金庫から忽然と消えていた。どうやら盗まれてしまったようだ。「鑑定するものがなければ、ここにいても仕方ありません」と調査員たちは帰ってしまう。
後日、発掘現場に若木の姿があった。彼はポケットから「原人の骨」を取り出すと、そっと置いて教授に手を合わせた。「骨」を盗んだのは若木だった。「骨」がニセモノであることをはじめから気づいていた若木がすべて仕組んでいたのだ。調査団は来たものの「骨」がみつからなかったことで「幻の原人」として話題となり、教授の名誉が守られるようにしたのだった。

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