ラストメール2 ~いちじく白書~

バーチャルメール対応ドラマ 第3弾!!

10月15日(木)スタート

毎週木曜 よる11:00~11:30 放送

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ストーリ

第3話「さらわれた大事件」(1月21日放送)

第3話「さらわれた事件」 第3話「さらわれた事件」 第3話「さらわれた事件」 第3話「さらわれた事件」

日那比多町(ひなびたちょう)町のマスコットキャラクター「いちじくん」の着ぐるみを無理やり着せられ落ち込む一希(中村優一)の携帯電話にまたもや差出人不明のメールが着信。 「さらわれたのでたすけてください わたしおかのうえにすんでるせばすちゃん」
どうやら外国人からのメールらしい。誘拐された人が助けを求めているに違いないと思った静果(中村静香)は、テンションの低い一希を引っ張って依頼人の家へと急いだ。
セバスチャンの家には琴美(山田麻衣子)という女性がひとり。セバスチャンはどうやら最近有名になりつつある外国人アーティストらしい。動揺している琴美に「さらわれたんですね」ときりだすと、琴美は顔色を変えて「私がいけないんです!私の不注意が原因で…」とパニック状態に。琴美によると、相手はセバスチャンの熱狂的なファンで、まもなくそこに現れるという。「これさえ渡せば解決するんです」と琴美がテーブルの上に置いたのは78万円の札束。「安すぎる」と思ったものの、「相手も相当切羽詰まっている」とひとり納得する静果。琴美と相手との現金受け渡しの現場を物陰から見届けることにする。一方、一希の携帯には「あんたのちかくでさらわれてるよ なんどもさがせばみつかるよ」とセバスチャンからのメールが届く。一希が家の中にセバスチャンが拉致されている可能性があると考え探し始めるが、まったく見つからない。ダイニングでは、訪ねてきた男が「あと100万。これで手を打ちましょう」と金額をつり上げようとしている。「頂けるまで帰りません」と言い張る男に、琴美は「どうしたらいいかわからない」と静果と一希が隠れる襖を開けてしまう。「何だ、君たちは」気色ばむ男に静果はとっさに「この人、警察よ」と一希を押し出す。怒り出す男。静果は「このお金は絶対渡さない」と札束をもって走りだす。男は静果を追って外へ出ていく。一希が追おうとすると琴美がしがみつき「悪いのは全部私です」と言い、納戸から“割れた皿”を取り出してみせる。
つまり、「さらわれた」というのは誘拐ではなく「皿が割れた」だったのだ。セバスチャンは1週間前に亡くなった新進の陶芸家で、買い手が付いていた遺作の皿を琴美が誤って割ってしまったのだった。琴美は取引相手に別の失敗作を渡そうと思ったが、やはりそれもできないとうろたえる。そこへ静果から電話。静果は男に本当に「さらわれて」しまい、町はずれの倉庫で人質にされていた。急いで駆けつける一希と琴美。すったもんだの末、一希は男が必死に奪おうとしていた失敗作の皿を男の頭にぶつけて割ってしまう。
セバスチャンからは、琴美にあてて「さらわれたことわすれなさい。けせらせら」とメール。セバスチャンは気の小さい琴美を心配してメールをしてきていたのだった。

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