ラストメール2 ~いちじく白書~
バーチャルメール対応ドラマ 第3弾!!
10月15日(木)スタート
毎週木曜 よる11:00~11:30 放送
バーチャルメール 登録はケータイから!
一希(中村優一)が働く日那比多町(ひなびたちょう)町役場“とにかくやる課”では、町のマスコットキャラクターが完成した。無理やり特産品と決められたイチジクをあしらった「いちじくん」。一希はその着ぐるみの担当を命じられる。一希はあからさまに嫌な顔をするが、静果(中村静香)も御手洗町長(阿藤快)もノリノリだ。
そんな中、再び一希の携帯に差出人不明のメールが届く。「わたしは殺されたの。お願い、真実をつきとめて」 一希と静果は、空気中の有害物資の調査という名目で、依頼人が勤めていた糸コンニャク製造会社もろとみを訪ねる。依頼人は、総務部の20代の女子社員・藤崎雪菜。同僚の話によると、会社の屋上に続く階段で足を滑らせて転落、事故死として処理されていた。そこへ雪菜からのメール「事故じゃないわ!商品開発課の戸澤にストーカーされて殺されたの!」 静果は探偵気分で捜査を始めることに。名指しされた戸澤は、商品開発課のエースで、熱心に糸コンの新商品を開発する“ミスター糸コン”と呼ばれる男。一希と静果は、戸澤を尾行する中で、さわやかな笑顔の諸富社長と出会い、あいさつを交わす。諸富を見送ったあと、静果は戸澤に直接話しかける。亡くなった雪菜の話をするとあからさまに動揺する戸澤。女子社員からも、雪菜が戸澤からのストーカー行為を受けていたという証言を得る。雪菜からは、当日「3時に屋上で待ってる」というメモで呼び出されたこと、そのメモが自分のデスクにある、というメールが届く。メモを手に入れた後、“現場”の屋上に向かう一希と静果。あの日雪菜が屋上に上がるとそこには戸澤がいた。気持ち悪いと感じた雪菜は走って階段を駆け下りようとしたその時、何かを踏んで落ちた、というのだ。一希らは、その階段の隅で小さな輪の形に結ばれた糸コンニャクを発見する。
商品開発課に戻ると、社員たちが戸澤が開発した“婚約コンニャク”の話をしていた。階段で見つけたモノと形状が一致する。いよいよ静果は戸澤が犯人に違いないと思い込む。しかし一希は戸澤が糸コンを使って人を殺すような人間には思えない。
そんな中、社長の諸富が雪菜とつきあっていたにもかかわらず、総合食品会社の令嬢と婚約関係にあることが明らかになる。一希と静果は社長室に忍び込み、雪菜を呼び出したメモが社長のものであることを突き止める。
一希たちは屋上に諸富社長を呼び出す。雪菜を屋上に呼び出し、階段に糸コンニャクを撒いたのは社長だと詰め寄る静果。撒いた糸コンは、戸澤が諸富に届けた“婚約コンニャク”の試作品だった。そこへ戸澤が現れ、諸富が過去に何度も雪菜を殺そうとしたこと、そのたびに戸澤は雪菜を救おうとしてストーカー扱いされたことが明らかに。罪を認める諸富。事件は解決、雪菜は成仏する。
その夜、自宅に戻った一希に再び死んだ祖父・勘吉からのメールが届く。
「じいちゃんだ。お前に言わなきゃいけないことがある」