暦を歩く

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「葡萄」(山梨県 勝沼)

青い葡萄が 酒に成るように 私の胸の悲しみよ 喜びに成れ

日本有数の葡萄の産地として知られる、山梨県勝沼。葡萄はもともと薬として日本に伝えられたそうです。平安初期に創建された古刹・大善寺の境内には昔からの葡萄畑があり、本尊の薬師如来は薬壺のかわりに葡萄の房を手にしています。この地では、10月上旬に、薬としての葡萄を尊ぶ祭りが行われます。