暦を歩く

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「秋の恵み」(宮崎県 高千穂)

月と日と もろ手に持ちて 舞遊ぶ おもしろかれし 末はめでたし

日本神話のふるさと、宮崎県、高千穂。田んぼに黄金の穂が実るころ、秋の例大祭が催されます。そこで披露されるのは、太陽神・天照大神(あまてらすおおみかみ)が天の岩戸に隠れた折に、岩戸の前で舞った天鈿女(あめのうずめ)の舞いが起源とされる神楽です。人と神とがひとつになる伝統の神楽歌が、五穀豊穣、国家安泰などの願いを込めて、神の里・高千穂に響きます。