週刊記念日～この日何の日～

12月21日「バスケットボールの日」

１２月２１日は「バスケットボールの日」です。制定したのは、日本バスケットボール振興会。今回は、理事でもあり、元月刊バスケットボール編集長、さらにＮＢＡの解説者としても活躍する島本和彦さんに話を伺いました。世界で初めてバスケットボールの試合が行われたのは、１８９１年の１２月２１日と記録されているそうです。島本さん曰く「これは、球技の中ではとても珍しいこと」だそうです。実は、野球やサッカーなどの球技は、自然発生的に生まれ、発祥があいまいな場合が多いのだそうです。ではなぜ、バスケットボールは、はっきりと記録があるのでしょう？それは、バスケットボールが必要に迫られて考案されたからだそうです。考案したのはアメリカの体育教師、ジェームス・ネイスミス。彼は、冬の寒い時期に、室内でできる球技について考えていたそうです。色々な球技を試したのですが、どれも激しすぎて室内には向かない。そこで考案したのが、バスケットボールだったのです。彼はいくつかのルールを考えたそうなのですが、その中に、動きを制限させるためのあるルールがあったのです。それが、後に、バスケットボールの大きな特徴とも言うべき、ボールを持って３歩歩いてはいけない、というルールでした。