週刊記念日～この日何の日～

11月29日「いい服の日」

１１月２９日は「いい服の日」です。制定したのは、学校制服の老舗メーカー、トンボです。さて、学校制服のほとんどが国産だという事をご存知ですか？学校制服は、受験シーズンから入学式までの短期間で、最終的な発注、仕上げ、納品を終わらせなければなりません。そのため、国内で早く仕上げる必要があるそうです。トンボの本社は、岡山県にあります。トンボだけではありません。大手の学生服メーカーは、ほとんどが岡山県にあり、日本の学校制服作り、発祥の地と考えてもよいそうです。ところで、学校制服がそもそもいつ生まれ、どのように変わってきたのか？実は、日本で最初に学校制服を導入したのは、明治１２年の学習院だそうです。その制服は、海軍の軍服をイメージして作られたホック式の詰襟でした。それ以降、いわゆる学ラン、セーラー服、ブレザーなど、フォーマルな、学生をイメージさせるデザインが次々と生まれ、今では、ブレザーを採用している学校が多いそうです。トンボでは全国の学生たちにインタビューし、傾向を確かめているそうなのですが、中には、学ランやセーラー服を望む声もあり、特に、学ランは、ネクタイいらずで、下には何を着ていてもばれない、という手軽さが大きいのだとか。