週刊記念日~この日何の日~
バックナンバー
11月15日(日)
11月18日「土木の日」
11月18日は「土木の日」です。制定したのは、日本の土木の中枢を担っている土木学会。どうしてこの日なのか、それは、土木という漢字を分解すると、十一と十八になるからです。土木とは、例えば、ダム、橋、鉄道、道路、水道、川の堤防、など、生活を便利にするインフラ全てを指します。私たちは、日々、当たり前のように、その土木構造物を使っています。しかも、タダで使っているように考えがちですが、実は、今の土木構造物は、前の世代の方々の税金で作られたもの。それを次の世代へ継承するためには、修復したり、時にはアップグレードしたりして、維持していかなければなりません。そのため、私たち一人ひとりが、土木構造物の役割や造り方などを、知っておく必要があるそうです。土木学会では、広報活動の一環として、選奨土木遺産という活動を行っています。それは、優れた歴史的な土木構造物を選び、発表するという活動。今年で16回目を迎えるそうです。毎年新しい土木遺産が選ばれるため、最初は有名な構造物が多かったそうですが、最近は、あまり知られていないけれど、優れていて歴史的、という構造物も見られ、毎年、発掘されているそうです。時には観光スポットとして人気の場所もあるそうです。