週刊記念日~この日何の日~
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10月11日(日)
10月15日「世界手洗いの日」
10月15日は「世界手洗いの日」です。制定したのは、ユニセフなど。なぜこの時期なのか、それは、世界的に学校や幼稚園の長期の休みが少ないからだそうです。ユニセフといえば、世界の子供達の命と健康を守るための活動をしている団体です。今、世界には、5歳の誕生日を迎える前に、病気で亡くなってしまう子供達が、約590万人いると言われています。そして、その病気の多くは、正しい手洗いで防ぐことができ、その手洗いは、日本の子供達や大人達にとっても、風邪やインフルエンザの予防に繋がるのだそうです。とはいえ、なにも特別なやり方ではありません。実は、ユニセフが2012年に、全国の手の洗い方を調査したところ、日本人の多くが、上手に手を洗えていないという結果でした。例えば、手洗いの時間が短い、手のひらしか洗わない、洗った後もよく拭かない、などの理由が考えられます。正しい手洗いとは、まず、石鹸をつける前に、手を水で濡らす、爪や親指、手の甲、手首までしっかり洗う、洗った後は乾いたタオルなどですぐに拭く、などという基本的な方法なのです。この記念日には、手洗いを多くの人に見直して欲しいという思いが込められています。