週刊記念日～この日何の日～

7月10日「納豆の日」

７月１０日は、納豆の日。制定したのは、納豆メーカーや、容器のメーカーなどが参加する、全国納豆協同組合連合会で、納豆にまつわる様々な情報を多くの人に知って欲しいという思いが込められています。日本の納豆の歴史は古く、弥生時代にさかのぼると言われています。納豆という言葉が、日本の歴史上、最初に文献に登場するのは、平安時代に書かれたとされる「新猿楽記」という書物。精進料理、納豆、という記述が見られます。また、納豆という名前の由来にも、お寺などの納所で、精進料理として作られた大豆の食品、という意味があるそうです。その納豆の日本一の生産地と言えば、茨城県です。東京銀座にある茨城県のアンテナショップでは、５０種類以上の納豆を販売したり、納豆をアレンジした料理を出していたりと、まさに納豆づくし。中でも最近特に注目されているのが、「糸を引かない」納豆だそうです。納豆は大豆を納豆菌で発酵させて作られます。発酵するときにあのネバネバが生まれるそうですが、糸を引かない納豆は、発酵してもネバネバしない納豆菌を開発し、その納豆菌で発酵させた納豆なのだそうです。ネバネバが苦手な人には画期的で、特に外国人に人気なのだそうです。