週刊記念日～この日何の日～

4月20日「青年海外協力隊の日」

4月20日は、青年海外協力隊の日。制定したのは、国際協力機構（ＪＩＣＡ）です。青年海外協力隊は、今から５０年前、１９６５年のこの日にスタートしました。青年海外協力隊とは、開発途上国の国づくりのためにボランティアを派遣する事業のこと。主な活動には、病院での看護、農業の支援、学校での教育、などがあります。これまでに、およそ４万人が世界８８カ国でボランティア活動をしてきました。今では、民間企業や学校などが協力するケース、例えば、協力隊での経験を買ってくれる企業や学校などが増えているそうです。番組では、実際に協力隊に参加した後、職場に復帰している企業の方と学校の先生にお話を伺いました。彼らは、協力隊での経験が、現在の仕事に活かされていると話していました。かつて、青年海外協力隊に参加する人は、特殊なスキルのある人だと思われていたそうです。しかし、実際はそうではなく、日本は、環境意識や学校教育などが十分進んでいるため、それだけでも途上国での啓蒙活動に役立つのだそうです。「どんな人でも役に立つ。国際社会に少しでも興味のある人は、是非、参加して欲しい」この記念日には、そんな思いが込められているようです。