韓国・悠久の歴史と美食の旅~慶尚北道をめぐる~
番組概要
年間200万人もの日本人観光客が訪れる韓国。
その中でも、悠久の歴史を今に伝える世界遺産や、高麗人参やマツタケなど
高級食材の宝庫として注目を集めているのが、韓国中東部の「慶尚北道」。
コリアン・フード・コラムニストとして活躍し、慶尚北道の広報大使でもある八田靖史、
そして元韓国代表のサッカー選手と結婚し、現在はソウル近郊在住の阿部美穂子が、
そんな韓国・慶尚北道の奥深い魅力を訪ねます。
【ナビゲーター】
阿部美穂子
八田靖史
放送内容
後編:極上の高級食材を堪能
高級食材の産地としても知られる慶尚北道。
慶尚北道の北東部にある自然豊かな栄州は、古くから高麗人参の名産地として知られています。
そんな栄州で、まずやってきたのは、高麗人参のみを扱う市場「豊基高麗人参市場(プンギインサムシジャン)」。所せましと並べられたその様子に圧倒されます。さらに2人は、まさに実りの季節を迎えた高麗人参畑で、収穫にも挑戦します。
続いて訪れたのは、薬膳料理の専門レストラン「薬膳堂(ヤクソンダン)」。
大学で薬膳の研究を行う店主が研究を元に開発したという、地元の食材と高麗人参を融合させたコース料理を頂きます。
さらに、栄州の隣にある街、奉化へ。山林に覆われているこの地の特産品は「マツタケ」。2人はマツタケ狩り体験にも参加します。さらにマツタケと韓国の高級牛肉「韓薬牛」を味わえるお店「銀河炭火会館(ウナスップルフェガン)」で、ぜいたくな料理に舌鼓を打ちます。
さらに向かったのが、韓国東海岸に面する港町、浦項にある海の幸満載の海鮮レストラン「ハボンソク フェ・デゲ」。
入り口の横に置かれたたくさんの水槽には、浦項で水揚げされたさまざまな魚介類が
そろいます。そこでいただくのは、浦項の名物、ズワイガニ。さらに、鮮魚の刺身と野菜を、シャーベット状のコチュジャンスープで絡めた、浦項発祥の海鮮料理「ムルフェ」を味わいます。