人生を変える７日旅

＃９　南へ！新しいダンスに出会い舞う！浅田舞×キューバ　前編

今回の旅人はスポーツキャスター／プロフィギュアスケーターの浅田舞さん。浅田さんが今、最も行きたい国で、一番好きな国だというキューバへ。２月といえば冬のフィギュアスケートシーズン真っ只中、選手時代には考えられない憧れの場所、カリブ海の真珠とうたわれるキューバを旅する。テーマは「氷上を飛び出し南へ！キューバで、新しいダンスと出会う旅」。 そのテーマ通り、キューバに降り立った浅田舞は南国を舞台に飛び回る。まずは１９５５年型のポンティアックに乗り込みオールドハバナへ。６０年前のクラシックカーがキューバではタクシー。映画「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」でも印象的に登場するマレコン通りをオープンカーで駆け抜ける。 しかし、今回のテーマはダンス。一般的な観光地は軽く通り過ぎ、キューバで暮らす人々の日常、そこに寄り添うダンスの世界に踏み込んでいく。伝統的ダンス「ソン」が進化した「サルサ」をキューバ人の講師から習い、ナイトクラブへ！　キューバの若者から老人まで、地元の人々でにぎわうダンスホールでイケメンキューバ人とサルサに挑戦！ ホテルに泊まってばかりでは観光になってしまう、そこで元学校教師のラケルさん（８４歳）の家にホームステイ。さらには、地元のホームパーティにも招かれ、ロベルト・カルロスさんとサルサを満喫。親子で、兄弟で、親戚同士でも踊るキューバの文化を体験する。 ほかにも、かつてスペイン領であったことから根強く残るフラメンコダンサーを目指す子供との出会い、キューバの伝統を絶やさないよう活動する国立民族舞踊団にルンバを習い、キューバ料理に舌鼓を打つ。 最後の夜には、伝説のバンド「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」の血を受け継ぐバンドのライブで熱く長い夜に酔いしれる。