五木寛之の百寺巡礼
放送内容
「京都・奈良そして全国の美しき名刹 2時間スペシャル」
「寺」…そこには、“現代の日本人が忘れかけた大切なもの”との出会いが待っています。
作家・五木寛之が、日本列島の北から南まで百の寺々を巡りながら、日本人の原風景を見つめ直した「百寺巡礼」。十数年の時を経て去年秋からレギュラー番組として復活しています。
4月6日放送の2時間スペシャルは、“京都、奈良の魅力ある寺”と五木さんが感嘆した“魅力ある仏像”に焦点をあて紹介します。
足利義満が建立した金色の楼閣で名高い通称「金閣寺」。そして侘びさびの一言で片付けられない、足利義正が全ての力を注いだ東山文化の象徴「銀閣寺」。1300年前の白鳳美術の世界が蘇っている三重塔が建立されている「薬師寺」。ほかに「三千院」「神護寺」「南禅寺」「室生寺」。五木さんが感嘆した魅力ある仏像として、1400年の歴史を刻む日本最古の仏像である“飛鳥大仏”(飛鳥寺)。うっすらと開いた目で多くの文人や歌人を魅了してきた“伎芸天”(秋篠寺)。与謝野晶子も、美男におわす、と絶賛の“鎌倉大仏”(高徳院)。世界三大微笑像の一つである“弥勒菩薩像”(中宮寺)。奈良の大仏(東大寺)などを紹介します。