五木寛之の百寺巡礼

五木寛之の百寺巡礼

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放送内容

「増上寺」~首都に鳴る鐘~

東京タワーやビル群を背負う大都会の寺、増上寺(東京都)。徳川家の菩提(ぼだい)所であり、家康入府以前から、浄土宗の関東の要として信仰を集めてきました。三解脱門(三門)の楼上から、街を見渡す五木さん。その目には現在の街並みを透かして、品川沖や房総半島までもが浮かびます。徳川霊廟(びょう)では、そこに眠る六人の将軍に思いをはせました。直木賞作家にして増上寺法主、五木さんとは旧知である成田有恒師(故人)との宗祖法然をめぐる、奥深い対談も収録しています。

「浄土寺」~尾道の古刹~

浄土寺(広島県)は、尾道の風情ある町並みと瀬戸内海を見下ろす、海の見える寺。聖徳太子の創建と伝えられ、三体の聖徳太子像が宝物館に安置されています。古くから港町として繁栄した尾道には海運業や商業を営む豪商が集い、航海安全や家運繁栄を祈ってこの寺を擁護してきました。秘仏・十一面観世音菩薩立像を安置する本堂や、大日・薬師・釈迦(しゃか)三尊像が祭られた多宝塔の建築にも、彼らの信仰や思いが表れています。