ザ・インタビュー ~トップランナーの肖像~

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7月26日(土)ゲスト:道場六三郎

90年代に放送され、一世を風靡したテレビ番組「料理の鉄人」で、勝率9割以上、最強の鉄人と呼ばれた男、料理人・道場六三郎。 そんな伝説の料理人に対峙したのは、「食べることが唯一の趣味」と断言する、 スポーツキャスター・松岡修造。

今回のインタビューに並々ならぬ意欲をみせる松岡は、インタビューの2週間前、道場の店を訪ね「味の事前取材」を行った。ただひたすら、言葉を発することなく10品以上の料理を黙々と味わい続け、道場の味を脳裏に焼き付けた松岡…。 そして、インタビュー当日。 松岡が道場に問うたのは「現在の味」にたどり着くまでの料理人としての変化。

石川県の山中温泉で生まれ、17歳で初めて包丁を握った道場。厳しい修行を全国各地で重ね、自分の店を持ち、テレビ番組出演で誰もが知る有名料理人となった波乱万丈の料理人人生。「道場和食」と呼ばれる、定石にとらわれない斬新で遊び心溢れる料理が生まれた理由を、道場の人生を紐解くことで明らかにしていく。

道場の妻は、数年前から認知症を患っているという。掃除に洗濯、そして食事の世話まで、道場自身が続けている。 「妻が喜んでくれると嬉しい。」介護を通して深まった夫婦愛。照れくさそうに道場は語った。

3時間を超えたインタビュー時間。鉄人と呼ばれた料理人の凄さはもちろん、人間・道場六三郎の素顔が見えてきた。

7月27日(日)ゲスト:宮崎美子

ドラマやバラエティ、クイズなど様々なジャンルの番組に出演している宮崎美子。しかし、インタビュー番組は苦手で、これまで出演したことがなかったという。

今回、宮崎が出演を決めたのは、インタビュアー、映画監督のヤン・ヨンヒが声をかけたため。実は宮崎は、2年前にヤン監督の作品「かぞくのくに」に出演し意気投合、以来、付き合いが続いているというのだ。 インタビューの話題はまず、その「かぞくのくに」の撮影裏話について。撮影現場で宮崎は、スタッフの労をねぎらうために色々な心配りをしたという。その宮崎がとった心遣いにスタッフもヤン監督も感激し、チームとしての一体感が生まれたという。

女優として、役に臨む時の宮崎のスタイル、それは「いつも頭の中を空っぽにしておくこと」。そうすると、どんな役や現場にも柔軟に対応できるのだという。さらにそれは、生き方にも通じるのだそうだ。宮崎流、「人生を素敵に生きていく秘訣」とは?。

宮崎の出身は熊本県。大学時代に何気なく応募したオーディションに通り、週刊朝日の表紙を飾り注目を集めた。 しかし、当時は芸能界に興味はなく、「就職に有利になるのでは」という気軽な気持ちで撮影に臨んだという。その後、水着姿で登場した宮崎のCMは世間に強烈な印象を与える。突然、注目の的となった当時の想い出を振り返る。

芸能生活30年以上になる宮崎。今後の目標は、ヤン監督も驚くものだったという。果たしてそれは?