ザ・インタビュー　～トップランナーの肖像～

野田佳彦前内閣総理大臣。今、野党再編のキーマンとも囁かれる。 今回、東京・新橋の野田行きつけの庶民的な小料理屋で、インタビューを敢行。民主党低迷の原因は？そして野党再編はあるのか？ジャーナリスト・末延吉正が鋭く切り込む。

脱官僚・天下り根絶などを掲げ、2009年、歴史的な政権交代を果たした民主党。しかし、国民の期待を大きく裏切り、一昨年の衆議院選、昨年の参議院選では大敗した。果たして、何が原因だったのか？何をすべきだったのか？民主党低迷の現状を聞く。

また、自民党による一強多弱の政治状況が続く中、野党再編のキーマンとして、 今、にわかに注目を集めているのが、野田前総理だ。総理在任中、社会保障と税の一体改革関連法案成立のため、衆議院解散を約束、大敗を喫したものの、政策の実現を優先させる、泥臭くを信条にした「どじょう政治」を評価する声もある。 来年春に行われる統一地方選に向け、民主党内では野田を党代表に推す声があがっており、更には、維新の会、みんなの党など、他の野党を巻き込み、野田新党結成の噂まで囁かれている。果たしてその真相は？

ごく普通の家庭に生まれ育った少年時代、政治家を志し松下政経塾に入塾、経営の神様・松下幸之助と出会った青年時代、手弁当で挑んだ選挙、そして総理就任から野党転落、官僚打破の壁など、野田の「裸の履歴書」に迫る。また、「プロレス・格闘技好き」「テレビのクイズ番組で優勝した過去」といった意外な素顔まで、この番組だからこそ語られる、人間・野田佳彦の実像とは？

1975年に女性初のエベレスト登頂、1992年には七大陸最高峰に女性世界初登頂と、数々の偉業を成し遂げた登山家・田部井淳子。 しかし、子供の頃は体が弱く運動も苦手だったと言う。決して特別な能力があるわけではないと謙遜する田部井が、エベレストを目指した経緯とは？また、数々の偉業を成し遂げられた知られざる理由とは？２５年来の付き合いだという作家・吉永みち子が、田部井の原点に迫る。

2012年、ガンを告知され、闘病生活を送っていた田部井。 家族以外には知らせずに、ガンとの闘いを乗り越えた彼女は、昨年、著書とテレビ番組「徹子の部屋」で公表し、大きな話題となった。 抗ガン剤の副作用がありながらも、今、世界各地の山を登り続けているという。その原動力とは？

福島県出身の田部井。小学校４年生の時に、山に初めて登った時の感動を、今でも忘れずに持ち続けているという。その原点となった故郷への思いを胸に今、震災復興のための東北支援プロジェクトを推し進めている。 数々の偉業を成し遂げ、病気を克服した今、新たに抱く思いとは。登山家・田部井淳子の「裸の履歴書」に迫る。