ザ・インタビュー ~トップランナーの肖像~

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1月25日(土)ゲスト:飯島勲

「小泉純一郎の軍師」、「官邸のラスプーチン」などと言われた、小泉総理時代の総理秘書官・飯島勲。小泉政権が5年5か月、戦後3番目の長期政権となったのは「飯島勲がいたからこそ」とも言われている。 2007年に長年仕えた小泉事務所を辞めたが、安倍総理から直々に口説かれ、永田町に復帰。内閣官房参与・特命担当に就任した。昨年5月電撃訪朝を果たすなど、「特命担当」として安倍政権を支える、内閣キーマンの一人である。

今回のインタビューで飯島は、特命担当を「支持率が高く、長期安定政権にすることが仕事である」と発言。さらに、年の瀬に行われた靖国参拝の舞台裏。緊張が続く日中関係の今後。安倍総理の電撃訪朝の可能性。小泉元総理の原発ゼロ発言などにも言及。

果たして今年の安倍政権はどうなるのか?政権を安定させるため、飯島はどのように動くのか? そして5年5か月続いた小泉政権であの時、何があったのか?更に何故、長年仕えた小泉純一郎のもとを去ったのか?

長年、永田町で取材を行ってきたジャーナリスト・末延吉正が、飯島の生まれ故郷、長野県・上伊那郡辰野町を訪れ、飯島がこよなく愛する鰻の名店や飯島の自宅、移動の車中など、場所・話題を変えながら、延べ6時間に及ぶインタビューを敢行。この番組だからこそ語られる、スクープ・独占秘話をお送りする。

1月26日(日)ゲスト:中村紘子

常に世界の第一線で活躍し、今年デビュー55周年を迎えたピアニスト・中村紘子。 3歳でピアノを始め、中学3年生で日本音楽コンクールに、史上最年少で優勝。華々しいデビューだったが、その後の道のりは平坦なものではなかった。日本の天才少女が、世界で認められる一流のピアニストになるまでの知られざる才能と努力の姿に迫る。

中村紘子は、クラシック音楽の伝統やヨーロッパへのコンプレックスで遅れていた、日本のクラシック界の状況を世界レベルに引き上げた第一人者。 しかし確固たる地位を築いた今でも、毎日ひたすらピアノに向かい練習を続ける。ピアニストはいわば「筋肉労働者」だと語る中村。一日でも長く演奏ができるように筋力のトレーニングもしているという。

自らを一種のピアノオタクと称し、ピアノが大好きだと語る中村が、これからピアノに触れようという未来のピアニストたちへメッセージを送る。 また、天才が生まれる土壌がないという、今の日本の音楽をとりまく状況を憂える中村に、クラシック音楽の未来について聞く。 そして、世界で活躍する日本人ピアニストのパイオニアである中村紘子が、世界で戦うパワーの源は何なのか、その素顔の魅力に迫る。

インタビュアーは、週刊「AERA」編集長代理の浜田敬子。自身も幼い頃からピアノを習っており、最初に聴いたクラシックのレコードが中村のものだったという。そんな浜田が、中村紘子の「裸の履歴書」をひも解く。