ザ・インタビュー　～トップランナーの肖像～

2013年、日本プロ野球選手会会長を務めながら、東北楽天ゴールデンイーグルスの選手会長としてチームを球団創設9年目にして初の日本一に導いた嶋基宏選手。同年11月には「侍ジャパン」の新主将にも任命され、今や紛うことなき日本球界のリーダーです。しかし、順風満帆に思える嶋選手の野球人生ですが、その道のりは決して平坦なものではありませんでした。実力の差からマネージャー転向を考えた高校時代、プロになることよりも歴史の教師を目指して入学した大学時代…。

楽天入団4年目には早くも正捕手に定着し、選手としてのキャリアを順調に積み上げていましたが、選手会長として迎えた2011年シーズン、開幕直前に「東日本大震災」が発生。未曽有の大災害に球団が本拠地を置く宮城県は大きな被害に遭いました。

「東北の希望」と「日本球界の未来」を同時に背負った若きリーダーは、 その時何を思ったのか？数々の逆境にどのように立ち向かったのか？ 充実したシーズンを終え、重圧から解放された今だからこそ聞ける嶋基宏選手の「裸の履歴書」に、春風亭小朝さんが迫ります。

映画「テルマエ・ロマエ」で世界各国からその演技力を評価され、第３６回日本アカデミー賞では、最優秀主演男優賞を受賞した俳優・阿部寛。

大学在学中にファッション誌のモデルとして注目され、俳優デビュー後も二枚目路線で活躍を続けていた阿部にとって、大きな転機となった作品が、テレビドラマとして２０００年にスタートした「トリック」。それまでのイメージを捨て、三枚目キャラに徹した役作りは話題を呼び、作品はシリーズ化、そして劇場版映画として人気を博している。 今回は、最新作「トリック劇場版　ラストステージ」公開直後、俳優・阿部寛の知られざる素顔に迫ります。 順風満帆に見える俳優人生の意外な紆余曲折、「トリック」撮影現場での驚きの裏話、そのルックスからは想像できない人間・阿部寛の意外な一面とは？ インタビュアーは、「トリック」で阿部と共演した女優・野際陽子。共演者だからこそ知る素顔を、野際ならではの視点で引き出します。