ザ・インタビュー ~トップランナーの肖像~

ザ・インタビュー ~トップランナーの肖像~

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11月23日(土)ゲスト:桜木紫乃

今年、直木賞を受賞した「ホテルローヤル」は、桜木の実家が経営していたラブホテルの名前から題名を付けたことで話題になった。賞をとったことで本が売れるのは通常のことだが、「ホテルローヤル」の場合は4ヶ月たった今も売り上げを伸ばしている。この異例の売れ行きの理由を、編集者・石原正康が聞き出す。 桜木の作品は、ほとんどが、生まれ育ち今も住んでいる北海道が舞台となっている。そのローカルな背景で描かれた小説が、なぜ普遍性を持ち全国の人たちに読まれるのか?
また、桜木は専業主婦をしていた時に小説を書き始め、新人賞をとって以降、5年以上も作品を世に出すことができなかった。その間、書くことをあきらめなかった信念とは?
「新官能派作家」としてデビューし、現在はその肩書きが外れ、新たな境地を開いたという桜木の現在の心境、そして伝説のストリッパーとの交流など、北海道にこだわり続ける作家・桜木紫乃の知られざる素顔に迫ります。

11月24日(日)ゲスト:村木厚子

今年7月、厚生労働事務次官に就任した村木厚子。 それは地方大学出身の女性が、子育てをしながら男社会の「霞が関」で 事務方のトップに上り詰める快挙だった。 男女雇用機会均等法もない時代、女性公務員として多くの苦労を重ね、 また二人の娘の母親として、育児と仕事の両立を続けた村木。 働く女性として、そして母親として歩んできた村木の官僚人生とは? また事務次官就任は、どんな思いで引き受けたのか。

さらに、2009年の郵政不正事件で逮捕・勾留された〝冤罪〟事件。 気丈に自身の無実を訴え続け、刑事事件は99.9%有罪になるといわれる中、 無罪を勝ち取ったその時まで、決して折れなかった心の秘密とは? 目の前の困難を一つ一つ乗り越えキャリアを築いた村木の、原点と信念に迫ります。

インタビュアーは、自身も子供を育てながら働くワーキングマザーである 浜田敬子。働く女性・母親の大先輩である村木に、編集者として、そしてワーキングマザーとして、浜田ならではの切り口で聞きます。