ザ・インタビュー ~トップランナーの肖像~
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11月16日(土)ゲスト:花田景子
貴乃花部屋の女将として活躍する花田景子、女性誌の編集長として活躍する山本由樹。ジャンルが違う二人には、面識はないが、実は同じ大学に、同じ時代に通っていたという共通点があった。 大学生時代から読者モデルや雑誌の表紙など華々しい世界で活躍する花田に、憧れを持っていたという山本。キャンパスで見かけても、眩しすぎて近づく事さえ出来ず遠くから眺めていたという。
大学卒業後、人気アナウンサー、横綱との結婚、そして女将という 人生を歩み続ける花田に、女性誌の編集長となり様々な女性の生き方を見てきた山本が「本当の女の幸せ」を問う。
11月17日(日)ゲスト:綾戸智恵
音楽の世界で活躍する綾戸智恵、映画の世界で活躍するヤン・ヨンヒ。 ジャンルは違うが、表現活動を夢見た二人は、全くの無名時代に地元の酒場で出会い、互いの夢と野望を語り合った歴史がある。やがて二人はそれぞれの分野で自分の才能を発揮して現在に至る。そんな二人の芸術家が10数年の時を経て再会した。 ジャズシンガーと映像作家という、それぞれの紆余曲折の人生には多くの共通点があった。自分らしい表現とはなにか?その答えを求めて二人が辿りついた地は、ニューヨーク。表現の世界を志す人たちにとってニューヨークはどんな刺激に満ち溢れているのか?そして何を教えてくれたのか?
さらに二人に共通しているのは、自分の目的を影から見守ってくれた母親という存在。綾戸智恵が17歳で単身渡米するとき母、ユヅルさんと交わした約束がある。それは…「レイプされそうになったら、させなさい。」 綾戸智恵という強烈な個性を育て上げた母親は、どんな教育をしてきたのか?
そしてもうひとつの共通点が、母親の介護。 自分の夢を支えてくれた母親の老いと、抗うことのできない時間の流れ…。 誰もが直面する親子の残された時間について本音をぶつけ合う。
インタビューのクライマックスに綾戸智恵が渾身の即興ライブを繰り広げる。いくつもの困難を乗り越えて前に前に生きていくその力強い歌声に、インタビュアー、ヤン・ヨンヒが大粒の涙を落とした。