ザ・インタビュー ~トップランナーの肖像~

ザ・インタビュー ~トップランナーの肖像~

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10月26日(土)ゲスト:村上龍

1976年「限りなく透明に近いブルー」が第75回芥川賞を受賞、衝撃的なデビューを飾って以来、一貫して社会に鋭く切り込む小説を発表しつづけてきた村上龍。その発想はどこから生まれてくるのか?そしてその描写力と、創造のエネルギーの源泉は?村上龍の知られざる創作の方法に迫る。
インタビュアーは30年以上にわたり、村上龍が最も信頼する編集者として、ともに数々のベストセラーを生み出してきた幻冬舎専務取締役の石原正康。
2人の間にタブーはないと言い切るほど、村上と信頼関係で結ばれている石原だからこそ浮かび上がらせることができた、村上龍の素顔。
村上龍が強く訴えた、「今の日本社会に必要なもの」。それは、幸せや元気というあいまいな言葉でなく、今日一日を乗り切ることとし、信頼関係をいかに築くかということ。
さらに、石原が今回のインタビューで目標にしたのが、村上龍が次に書こうとするテーマを聞き出すこと。はたして目標は達成されるのか。
インタビューが終わって、「こんなにしゃべったのは久しぶりだ」と村上が漏らすほど、知られざる「裸の履歴書」に迫った。

10月27日(日)ゲスト:小室等

フォークブーム全盛の60年代後半。そのムーブメントの中心人物だった小室等が、若者たちの心を揺るがせたあの現象を、50年の月日を経て振り返ります。なぜ、日本にフォークソングは誕生し、若者たちはそのメッセージを求めたのか?日本中を席巻したフォークソングは、団塊の世代と呼ばれ日本の高度成長を支えた人たちの人生にどんな影響を与えたのか…。

また小室が、井上陽水、吉田拓郎、泉谷しげるらと立ち上げたフォーライフレコードの設立秘話に迫る。強烈な個性と才能を束ね、日本の音楽シーンに革命を起こした小室。理想と現実との狭間で激しく衝突したあの日の事を、いま静かに語る…。

そして、音楽で時代を切り開いて来た小室さんが、人知れず抱え込んでいたもう一つの人生に迫る。先天性の難聴で耳に障害を抱える一人娘のゆいさんとの音楽活動。手術の失敗を繰り返し、絶望しかなかったというゆいさんと、いま音楽を通じて心を通わせる父の思いとは…。