SUZUKI presents「極上空間」小さなクルマ、大きな未来。

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6月16日(土)
第61回ゲスト:茂木健一郎×有森裕子


今回のゲストは、バルセロナ五輪で日本女子マラソン史上初のメダル獲得という快挙を成し遂げた有森裕子さんと脳科学者の茂木健一郎さん。
"マラソン"を通じて知り合ったというお二人が向かったのは…
茂木さんが大好きな場所で、有森さんも「ランナーの時に足を故障して落ち込んだ時に良く行った場所」という"癒し"の鎌倉☆

車内では、恋愛トークからあの五輪出場のウラ側、そして引退の話まで…
「中1から高3まで好きな人を想い続けていた。」という有森さんに「マラソンと恋には粘り強いね(笑)」と茂木さん。そんな茂木さんが科学者を目指したのは「アインシュタインの伝記を読んで。」と、かなり変わった小学生だったと自身を振り返り、有森さんは「競争するとダメな人だった。運動も中の下くらいで。」と、五輪メダルを獲得した人とは思えない発言が飛び出しました。これには茂木さんも「何でそれが五輪でメダル獲っちゃうの?」と謎解明に向け質問すると、「"諦めない"というのは昔からあった。出来るまでやる。」と粘り強さをアピール。そして、茂木さんも「クオリアっていう脳が質感をどう作るのかというのも、31歳の時に気づいて18年間やってるけど解けない。俺も諦めない…」と、"諦めないことも一つの才能"だと語り合ったお二人でした。

さらに、話題は有森さんの五輪メダル獲得までの道のりへ…。岡山県の代表選手になるため出場した最終選考大会では優勝を果たしたものの、代表選手登録ミスが発覚!国体への出場は果たされなかった。これはマネージャーの責任だと思ったが、謝るどころか冷たい態度。監督からは「それは実績がないからだ。」と言われるという屈辱を味わったとか。
そして、小出義雄監督との秘話も披露…「俺はお前を弱くしようと思ってメニューは出してない。」という小出監督の一言で信頼関係が生まれ、私は「強くなりたい」監督は「(有森を)五輪に行かせたい。」そこが合えばOKなんだと割り切れたと心に秘めた思いを告白してくれました。

さらに!当時注目を浴びた「バルセロナ五輪代表選考騒動」では、「精神的にキツかった。記事が書いてあったら、新聞はまず見ない。監督が見せなかった」など本音とそのウラ側を暴露。また、アトランタ五輪で生まれた「自分で自分をほめたい」という名台詞に隠された思いも打ち明けてくれました。

2人は体を癒そうとドライブの目的地の1つ…ヨガ体験。ところが、お二人とも体が硬い!!有森さんのアスリートらしくない姿がチョッピリ笑えます。そして、運動したあとは、ローストビーフの名店で絶品料理を堪能しました☆

ゲストプロフィール

茂木 健一郎さん

1962年10月20日生まれ  東京都出身 
東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。1995年から2年間ケンブリッジ大学に留学。1997年帰国後、ソニーコンピュータサイエンス研究所に転職。その後『クオリア』研究の著書を出版し続ける。
専門は脳科学、認知科学。「クオリア」(感覚の持つ質感)をキーワードとして脳と心の関係を研究するとともに、文芸評論、美術評論にも取り組んでいる。
2005年脳科学ブームの訪れとともに脚光を浴び、人気の脳科学者として多くの雑誌の連載を抱える。そして同年、『脳と仮想』で、第四回小林秀雄賞を受賞。
2009年、『今、ここからすべての場所へ』で第12回桑原武夫学芸賞を受賞。
2006年1月より、NHKの番組でメインキャスターを務め、全国的な知名度を獲得。
以降、バラエティーを始め、様々なジャンルのテレビ番組に出演。現在も、ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、東京工業大学大学院連携教授として、脳科学の研究を続けている。

有森 裕子さん

1966年12月17日生まれ 岡山県出身
日本体育大学を卒業し、(株)リクルートへ入社。小出監督のもと、長距離からマラソンに転向。1991年大阪国際女子マラソンで2位。当時の日本最高記録を樹立。 
同年、世界陸上競技選手権大会のマラソンで4位入賞。 
1992年にはバルセロナ五輪で銀メダルを獲得。日本女子マラソン史上初のメダルを獲得となった。
1996年アトランタ五輪では銅メダルを獲得。
1998年からはNPO法人「ハート・オブ・ゴールド」を設立し、2002年4月アスリートのマネジメント会社「ライツ」設立。
2010年6月、国際オリンピック委員会 女性スポーツ賞を日本人として初めて受賞。同12月、カンボジア王国ノロドム国王陛下より、ロイヤル・モニサラポン勲章大十字を受章。
※6月16日(土)よりヒューマントラスト有楽町及びテアトル梅田にてロードショー予定。「[劇場版]ライバル伝説?光と影?」では、有森裕子VS松野明美/女子マラソン代表争いと題し、1992年バルセロナ五輪、女子マラソン日本代表の最後の一枠を巡り、日本中の注目を集めた2人の選手が再会。二人の心の中に去来するものを描く。

今回のドライブコース

鎌倉ライフスタイルラボーSUGATA-

住所:神奈川県鎌倉市御成町3-10 鎌万ビル1階
電話:0467-33-5253
鎌倉駅近くにある、"ヨガ"スタジオ。1人ひとりの目的や体力に応じたヨガやピラティスのプログラムを提供してくれるので安全で効果的なレッスンが受けられる。そのほか、整体やオイルセラピーの施術や"ナチュラル&オーガニックFOOD"の販売・お料理教室なども開催している。

フロント営業時間 9:00~17:00
(※レッスン時間ははスケジュールに準ずる)

http://www.sugata.co.jp/

ローストビーフの店 鎌倉山 本店

住所:神奈川県鎌倉市鎌倉山3-11-1
電話:0467-31-5454(代) ※予約制
厳選された高級和牛ローストビーフの専門店。鎌倉山の豊かな自然の中で、日本料理の美と豊潤な洋食の味を常に追求する鎌倉山の料理を堪能出来る。丁寧に焼き上げられたローストビーフは、ワゴンサービスで目の前で豪快にカット。そしてオードブルは、新鮮な魚介類を中心に季節感を取り入れたバラエティ豊かな品々が並ぶ。

営業時間 11:30~22:00
定休日  年中無休(年末年始を除く)

http://www.roastbeef.jp/

今回のロケ(秘)裏話

今回、"ヨガ"に初チャレンジしたお二人。
体験前はお互いに「体が硬い」ことをアピール。
しかし、有森さんの場合「体が硬い」とはいえ、茂木さんの方が硬いかな?というスタッフの勝手なイメージでしたが、いざ、始まると…
スタジオの先生も唖然!!有森さんは本当にあぐらがかけない状態なのです!!!
そんな体がカチコチな有森さんを横に茂木さんも…
「ヨガってもっと楽なもんだと思っていたけど、結構ツライんですね。」
と、ヒーヒーしながらもお二人とも必死にチャレンジしてくれました☆

そして、体験が終わると…
「(有森さんは)体が硬いって謙遜して言ってるんだろうって思っていたらほんとに硬かった。」とスタッフ同様、茂木さんも驚いていた様子(笑)
有森さん自身は「あんなにできないとは思わなかった。」とちょっとショック(?)気味でしたが、「アスリートと言えども苦手なことがあるっていうのは安心する。」と意外な一面を見ることが出来てちょっと嬉しそうな茂木さんでした。

裏話担当:プロデューサーK


今回の気になる一言

今回は、国内外の出張先で良くレンタカーを借りて運転しているという茂木さんの運転で鎌倉までドライブ!
有森さんがバルセロナ五輪でメダルを獲得した姿をテレビで見ていた時と言う茂木さん。
茂木:「まさか将来、有森裕子を助手席に乗せてドライブする日が来るとは思わなかった。
生きてて良かった!」
と有森さんを助手席に乗せ、ドライブデート?
すると…昔を思い出したのか?!
茂木:「昔は男の子が免許を取るというのは、女の子とデートするためにみたいなのも
意外とあったんだけど。
最近の若い奴らってクルマでデートとかあまりしないらしいですよ。」
有森:「最高の二人の空間なはずですけどね。」

そして、今回のクルマ「スイフト」について…
茂木:「僕、こういうスイフトみたいなクルマ好きなんです。
小さいけど、割と空間はゆったりとしてるし。
しかも、エコに配慮して停車した時にエンジンが自動的に落ちたりするんですけど、
またすぐに立ち上がるんで、そんなに気にならないですよね。」
有森:「さっきからそうなんですね。あれ?エンジン止まっちゃったーって思ってた。(笑)」
茂木:「俺が止めてるんじゃないですからね。そういうシステムとして節約してるんですよ。」
と、最近のクルマ事情に感心仕切りのお二人でした!!

今回の1台

RJCカーオブザイヤー受賞。クルマ本来の性能を磨き上げ、鍛え抜いた無駄のない美しさ。

 

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