カーグラフィックTV

【2015年2月25日放送】　#1470
英国が生んだ偉大なる小型車
「オースチン・セブン」は初代ミニのルーツ

昨年11月上旬、日本初のオースチン・セブンだけのミーティングがトヨタ博物館で開かれた。高齢の方なら60年代の日産製「オースチン」（ライセンス生産）の記憶があるだろうが、「オースチン・セブン」は別物。90年以上も昔の英国で事実上初めて、（決して上流階級でなく）中流階級の人々に対して"本物の"クルマを持つ喜びをもたらした"記念碑"的な存在なのである。
その「セブン」が、あの「ロータス」や「BMW」、さらには初代の「ミニ」のルーツであった！という事などはとてもお伝えしきれないが、とにかく"小さくても偉大"な存在であったことだけは頭に入れながらご覧いただきたい。
そんな偉大な車が30台以上も日本に現存していて、ついに集会が実現した。そのこと自体が、まさに"自動車文化？"なのである。

登場車種：Austin 7 B Type Coupe(1929)他