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今度のジャガーXJは、その長い伝統からすれば戸惑いを禁じ得ないほどの変貌ぶりだった。その反動からか、ちょっと古いXJ6をじっくりと見たくなった。20年ほど前、ちょうど日本初の国際的高級車セルシオ（レクサスLS400）とインフィニティQ45が相次いで登場したころ、コードネームXJ40のジャガーXJ6は新型の4.0エンジンを採用。イギリスの美しい風景の中で、小林彰太郎はそのテストを自ら買って出たのだった。