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ストーリー

9/11(金)の放送
プリウスの原点を振り返る

TOYOTA PURIUS prototype (1995)

新型プリウスの人気はまさに圧倒的だが、今回は12年前にタイムスリップ。初代プリウス誕生の瞬間を振り返ることにした。こちらは1995年の東京モーターショーに搭乗したプロトタイプ。ボンネットが透明になっていて、トヨタ自慢のハイブリッドシステムのお披露目となった。「人と地球にとって快適であること」というコンセプトの元に開発。コンピュータでエンジンとモーターの回転や停止を制御して低燃費を実現させた。

TOYOTA PRIUS NHW10 (1997)

この12年間の間にプリウスは劇的に進化したが、トヨタが世界に誇る独自のシステムは当初から成功を約束されたものであったようだ。エンジンだけではなく、シャシーから全体的に白紙から開発された。車重は1250キロでわずか58馬力。ミラーサイクルエンジンは動力分割システムによりニッケル水素電池のバッテリー充電状況などに応じてエンジンは自動的にスタート/停止を行う。

DAIHATSU OPTI CLUB SPORT (1997)

プリウスの対抗馬は相当悩んだが、ダイハツの軽自動車と比較することにした。イタリアンクラシックテイストのスポーティミニ。3気筒の12バルブで55馬力とプリウスと馬力は近いが、車重は半分。外観に専用バンパーを装備し、スポーティ感を演出するとともに、内装は専用レザーシート、メタル調ヒーターコントロールを装備する。松任谷さんも乗り味やインテリアをほめていた。平のところは問題ないが山坂は苦手なのは仕方がない。