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ストーリー

1/9(金)の放送
2008年回顧録

BUGATTI Vayron 6.4

世の中がこう冷え切ってしまうと、ほんの少し前の楽しかったことを忘れてしまいそうである。思えば2008年という年は、クルマの世界ではまことにバラエティに富んだ、楽しい一年だった。こちらのブガッティは強烈な印象がある。乗るチャンスなんてないと思っていた1001馬力の怪物は、やっぱり制限速度のないところで300キロ出してみて価値があるけど、それでいてコンビニにも乗りつけることのできるというものだった。

DAIHATSU Move conte

2008年は軽自動車も粒ぞろいだった。特にスズキ・ワゴンRの人気は他をしのぐものだが、松任谷さんのお気に入りは何といっても、このコンテ。シートはフランス人デザイナーのデザインしたもので、こんなおしゃれなものできるのだと思わされた。ほかのメーカーだって負けていない。どの軽自動車が良いとかよりも、好みで選べる時代になったのが何よりもうれしい。

HONDA Freed

そして最後はミニバン。今一番の主流であるこのジャンルのクルマたちは、当然競争も激しく、各社ともまさに「あの手この手」のデザインコンペ。アグレッシブな形もあれば、逆におとなしいものや普通のワゴンに近いものまで、よりどりみどりである。ことクルマに限らず「売れ筋」のジャンルとはそういうものなのである。確かにいまどきのミニバンは、どれをとっても間違いないだろう。