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ストーリー

7/11(金)の放送
黄色い探検隊

川を渡る探検隊

シトロエンのトレードマークであるダブルシェブロンは先進のダブルヘリカルギアを象徴するものである。それによって財を成したアンドレ・シトロエンは自動車界に進出。途方もない応報プランを立ち上げた。1923年サハラ砂漠を横断。翌24年にはアフリカ大陸を縦断。そして31年、ユーラシア大陸を横断する「黄色い探検隊」を組織した。

ゴビ砂漠を走破

地中海沿岸から出発したアミール隊は、ゴビ砂漠を走破。そして、北京をスターとしたチャイナ隊とベイルートで合意流。やっと北京に向かう許可をとりつけ、深い雪の中を旅立った。その行程をこの探検の中で最もきびしいものとなる。反乱軍をさけながら氷点下35度を走行。エンジンは休憩中も止めることはできなかった。

ようやく、北京に到着

1932年2月12日、黄色の探検隊は、やっと北京入りを果たした。しかし、彼らの計画はこれで終わりではなかった。これからインドシナにとって返し、インド、ペルシャを走破する予定だった。しかし、探検隊のリーダー、アールトは旅の疲れから肺炎にかかり、香港で亡くなってしまう。これで彼らの旅は終わりを告げた。