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ストーリー

3/4(火)の放送
GTRと鈴木利雄

NISSAN GT-R

今回はいよいよGT-Rの特集である。これまでのスカイラインGT-Rから単にニッサンGT-Rと呼ばれることになった。ボディやプラットフォームだけでなく、エンジンも4WDの駆動系も何もかもがこれまでのスカイライン、いやニッサンの歴史上初めてにして最も高度なものばかりだったのだ。ニッサン初のデュアルクラッチ6段ミッションをリアに配置するトランスアクスルはもっとすごい。時速300キロの世界を難なくクリアする。

鈴木利雄さん

当初から開発に深く関わってこられた鈴木利雄さん。日本のレース界の代表的存在であり続け、実はロードカー全般についても造詣が深く、今度のGT-Rについてはその速さだけでなく、走りの質そのものの追求についても深く関与されてきたのだ。アデナウとは、フェラーリやポルシェと共に新型GT-Rも扱う、利雄さん自身の新しいメンテナンスショップである。

PORSHE 911 Turbo

GT-Rのすごさが単に早いことだけではないと分かってはいても、やはりその実力は知りたい。ターゲットはあのポルシェターボだと明言されているのだから、そう思わない方が不自然というもの。480馬力のV6 3.8リッターツインターボもすごいが、ニッサン初のデュアルクラッチ6段ミッションをリアに配置するトランスアクスルはもっとすごい。さらにフロントを駆動するための第二のプロペラシャフトも巧妙に配置している。