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ストーリー

9/18(火)の放送
ボルボC30というクルマ

VOLVO C30 2.4i Aktiv

ボルボの新しいカタチ、すなわちコンパクトでスッキリとまとめられたスポーツワゴン風のボディは、極めて明解なコンセプトから生まれた。長めのホイールベースに、20センチ以上も短いフレッシュなボディ、そして大いに人目を引く小さなガラスハッチ。4人乗りと割り切ったシート配置も実に新鮮かつ魅力的である。この2.4アクティブというグレードは、実はイチバン安い仕様なのだが、室内のデザイン/マテリアルともに、洒落っ気も充分。好感度はとても高いものになっている。

Volkswagen Golf GT TSI

こちらはゴルフ。定評あるTSIエンジンを備えたGTである。本当ならアウディA3スポーツバックの方がより相応しかったのだが、今回は広い意味でのライバルとして、このクラスのスタンダードであるゴルフを登場させることにした。以前のゴルフGTとは違って、このGT・TSIのエンジンはターボとスーパーチャージャーの両刀づかい。そしてミッションは例のセミオートマ、DSG。GTIとは少しだけニュアンスの違うスポーティーモデルである。

VOLVO C30 T-5

さて、こちらはボルボC30のトップグレード、T5。先程の2.4Iと同じく直列5気筒ながら、こちらの排気量はストロークを伸ばした2.5。これにターボを加え、吸気/排気双方に連続可変バルブを採用したこのエンジンは、最新のフォード・フォーカスSTと基本的には同じものだが、パワーの特性は、中低速域でより力強いものになっているらしい。車高は2.4と同サイズの16インチが標準だが、テスト車のこの18インチは、38万円以上もするオプションである。わることになるという。