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ストーリー

2/20(火)の放送
V36スカイライン

SKYLINE 350GT Type SP

今回は、注目の新型スカイラインの特集である。今度の新型は、ガラリとイメージを変えた先代によく似ているが、見れば見るほど、あるいはその中身を知れば知るほど、ほとんど別のクルマに生まれ変わっていることがある。ボディサイズはほとんど変わっていないのに、先代と比べるとずっと筋肉質で、幾分低く、トレッドが広げられている。そんなスカイラインもこれでもう12代目。誕生から実に50年という節目の今、後半では、その長い歴史も振り返ってみることにした。

BMW530i Hi-Lineパッケージ

新型スカイラインが暗黙のうちにライバルとしているのは、どうやらBMWの3シリーズであるらしい。しかし、我々はあえてボディラインの大きい5シリーズと比べてみることにした。530iには例のアクティブステアリングが備わり、スカイラインの4WASとは、どう対比されるかがみどころだ。4灯式ヘッドライトを囲む発光リングにスモールライト機能を持たせ、テイルランプには、LED(発光ダイオード)と光ファイバーを組み合わせた新技術を用いている。ただし、価格が桁違いなのはいうまでもない。

Mercedes-Benz E350 AVANTGARDE S

もう一台は最新のメルセデスEクラス。350アバンギャルドSという高級なモデルでスカイラインの倍の値段もするクルマである。専用デザインリアスカートや18インチ10ツインスポークアルミホイールなどを装備したスポーティなクルマだ。BMWとメルセデスは昔からティストは違うがライバル関係にある。ということは、メルセデスもスカイラインのライバルであるに違いない。タイプをEクラスにしたのはBMWを5シリーズにしたのとまったく同じ理由からである。