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ストーリー

12/4(火)の放送
東京モーターショー'95

TOYOTA PRIUS(プロトタイプ)

今年、2007年の東京モーターショーは、過去数回のショーとはまた異なる一面を併せ持つ、大いに考えさせられるイベントだった。今の世の中、クルマを取り巻く環境も求められるものもどんどん変わっている訳だが、12年前、1995年の東京モーターショーは一体どんな雰囲気だったのか。この年プリウスのプロトタイプがはじめて登場。D-4エンジンと電気モーターのハイブリッド。当時すでに30km/リットルの燃費を目指していた。

HONDA SSM

モビリティのリーディングカンパニーを目ざすホンダが95年の東京モーターショーに登場させたのが、このクルマ。ピニン・ファニーナと連携して参考展示されたコンセプトカーだ。大きな反響を呼んだが、実現することはなかった。しかし、1999年に発売されたS2000への布石となったモデルともいわれている。FRで直列5気筒のG型。目を引くのがドライバー席と助手席を区切るような「キャビンアッパーフレームが特徴だ。

RENAULT MEGANE

「19」の後継として登場。97年に発売された。松任谷さんは、95年の東京モーターショーで見たときは「変なカタチだと思った」というが、「見慣れるとその良さが感じられる」と初見での判断の難しさを語っていた。2003年には2代目がヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。もう一度この95年の東京モーターショーを再現してみると、これがもう、忘れてしまったことばかり。妙に懐かしいのである。