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ストーリー

11/20(火)の放送
ロータスカップ

ロータスS

ナンバー付きのエリーゼSというクルマは、136馬力で、200馬力クラスのホットハッチと同等の速さ。それにはもちろん腕もかなり必要とされるのだが、だからこそおもしろいのだ。2人のプロもゲスト参加する今回、興味は尽きないのである。全車、ホロをはずしてオープンで走るのだが、外で聞く排気音の静かさとは対照的に、コックピットの中のドライバーに要求されるテクニックには、想像以上のものがあるに違いない。

ロータスカップいよいよ決勝レース

さて、14台のエリーゼ・カップカーがグリッドに整列。ポールポジションのピストン西沢のタイムは1分8秒362。2番手までの5人が9秒台で、カーグラフィックの大谷はその中間の5番手につけている。8番手以降は11秒台とちょっと溝をあけられているのだが、グリッド最後尾からは、トップタイムの荒選手と、8秒741の伊藤大輔が前を狙う。こんな見ものはそうはないだろう。

荒聖治選手のドライビング

さすがはプロ。クールな荒選手はスタートの瞬間もクラッチを労ったというのに、1コーナーを抜けて第一ヘアピンに至る時点で5台も抜いて早くも8番手。もうひとりのプロ伊藤選手も1番手に浮上。われらの大谷はスタートをミスったが、7位から6位、そして5番手に復帰。さて、5番手を淡々と走る大谷ではあったが、荒選手が背後に迫ってきたのだから、もう為す術もない。ここは紳士のマナーで行くしかない。