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ストーリー

7/4(火)の放送
国産の手ごろなセダン

スバル_レガシイ B4

スバル・レガシィというクルマは、富士重工ならではの実にユニークな存在である。近年では弟分のインプレッサ張りのターボモデルも目立つし、ポルシェとこのクルマにしか求め得ないフラットシックスの存在感も熱烈だが、ワゴンと、SUV風のアウトバックを含めて、レガシィシリーズのすべてが、今はAWDと呼ばれるフルタイム4WDシステムを標準装備するのだ。クアトロを前面に打ち出すアウディでさえ、ここまでは徹底していないのである。

ニッサン ブルーバード シルフィ

「世界のトヨタ」は、かつて稼ぎ頭であったコロナの名前をとうに消滅させてしまったが、そのライバルであったニッサン・ブルーバードの方はシルフィのサブネームと共に今も健在。しかも、この全般的なセダン不人気の中で、コロナの生まれ変わりであるアリオンよりも確実に支持されているらしい。この新型ブルーバードシルフィは、先代に較べてホイールベースを一挙に17センチ近くも伸ばして、ボディも12センチほど長くなってはいるが、依然として幅は5ナンバー枠のところがエライ。

ホンダ シビック ハイブリッド

昨年9月のフルモデルチェンジの際に同時発表された、シビックとしては2代目のハイブリッド。先行するトヨタのプリウスが主として電気系のパワーアップに頼っているのに対して、こちらはいかにもホンダらしく、1.3リッターの小さなエンジンに、高度な制御システムを加えることを主体としている。低速/高速/気筒休止の3段階のコントロールを行い、レギュラーガソリンの低燃費エンジンとしては充分以上のパワーとトルクを発生させたと言うのだ。