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ストーリー

3/20(火)の放送
アルファES30

ALFA ROMEO GIULIETTA SZ (1961)

今回は、アルファロメオSZ。つまり、スプリント・ザガードの名を復活させた1990年の映像をご覧いただく。このクルマは、50年代の後半のヒット作、ジュリエッタ(左写真)をベースにつくられた。ジュリエッタは、宝石のようなレーシングクーペであった。モノコックのシャシーはショートホイルベース。1.3リットル、4気筒ツインカム。100馬力までチューンされていた。オールアルミなので785グラムの超軽量。当時では抜群の高性能でレースやラリーで大活躍した。

ALFA ROMEO SZ (ES30) (1989)

アルファロメオが創立80周年を祝った1990年、ミラノ郊外のカロッツェリア・ザガートでは、極めて個性的なスーパーアルファの生産が始まったところだった。その名はES30。30年の歳月を経ている初代とは似ても似つかぬ姿をしていた、これこそが2代目SZなのである。イタリアでは「怪物」と呼ばれ、アルファのデザインセンターとザガートの合作だ。しかし、後輪駆動のハンドリングを追求するための、まさに特別なアルファなのだった。まだ過去形にするには早い、いまもアルフィスタ垂涎の的なのである。

Alfa 8C Competizione

8Cコンペツィオーネは、全世界限定500台の生産。2003年9月のフランクフルトショーで発表されたコンセプトカーをベースにアルファのスタイルセンターがデザイン。アルファ・マセラティ・スポーツセンターの技術が集約されている。価格は2,200万円で2006年10月16日に予約が締め切られた。排気量4.7リットルの連続可変バルブ付きV型8気筒エンジンに6速自動MTを組み合わせている。 エンジンにアルミ合金を使い、ボディに炭素繊維強化樹脂を使用するなど軽量化に成功。SZの遺伝子はここでも継承されている。