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ストーリー

8/9(火)の放送
ホットハッチの新顔

フォードフィエスタST

最初の一台が、このフィエスタ。わが国では、フォードのスポーツイメージは何故か未だに希薄だが、当のヨーロッパでは昔から、フォードと言えばレースでもラリーでも、最も積極的なメーカーなのである。そんなヨーロッパフォードにあって、現在WRCの為のフォーカスとフィエスタを手がけているのが、2年ほど前に再編成されたフォード・チームRS。そして、このチームRSから送り出される最初のロードカーが、このフィエスタSTという訳である。

ルノークリオRSチーム182

お次はクリオ。正規輸入のルーテシアと、ヨーロッパ名をそのまま名乗るクリオとはもちろん同じクルマ。しかし、このRS・チーム182という限定モデルは、かつて正規輸入されたルーテシア・ルノースポールを、より簡素に、そしてよりスポーティーに仕立て上げたものと思っていいだろう。以前テストした170馬力のルーテシア・ルノースポールも実に魅力的なクルマだったが、いよいよ「モデル末期」と言われるこの通称フェイズスリーのライトウェイトバージョンには、何故か大いに心引かれてしまうのである。

ホンダシビックTYPE R

最後の一台がこのシビック・タイプR。いまや日本車のホットハッチというジャンルはまことに淋しい限りだが、このシビック・タイプRというモデルも実はイギリスのホンダUK製。つまり輸入車なのである。このあたりは、デビュー当時に姉妹車の日本製インテグラ・タイプRと共に比較テストしたので、多くの方がご存知のハズである。しかし、このシビックも、いよいよモデル末期の噂が立ち、今年の1月にマイナーチェンジを受けたこのテスト車が、エクストラホットなタイプRの最終型となりそうなのだ。