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レニーの大西洋大冒険 ─ 後編
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昨夜に引き続き、イギリス人のコメディアン、レニー・ヘンリーがヨットで大西洋横断に挑戦するドキュメンタリーをお送りする。
ヨット経験のないレニーが、嵐の南極海で遭難し板チョコ1枚で5日間生き延びた伝説のヨットマン、トニー・ブリモアとともに航海に出る。彼らは、レニーの妻ドーンの出身地・イギリスのプリマスから、トニーの妻ラルの出身地・ジャマイカまで、約5千マイルを18日間で旅をする。
様々な困難に出会い悪戦苦闘するレニー。無事ゴールまでたどり着くのだろうか?
レニーとトニーがヨット"ヌートカ"に乗ってイギリスのプリスマを出発してから6日がたった。経由地のアゾレス諸島に向かうが、これまで3つの嵐に見舞われ、様々なトラブルから既に予定より4日遅れている。嵐は何とか収まり、ファイアル島へ向かいたいが、一刻も早く嵐で傷めた船倉の亀裂を修理するため、近くのサン・ミゲル島に到着。翌日、英国海軍の協力を得て修繕を行う。レニーはこの航海の直後にドラマ撮影が控えており、予定をずらすことはできない。ヨットの準備が整い次第、すぐに海に飛び出したい2人だが、ハプニングはまだ続く。
紆余曲折の末、やっと順調に進み始めたヌートカだったが、風力が足りず、結局レニーは、最終目的地ジャマイカのモンテゴ・ベイの手前の地、アンティグア島まであと850キロのところで、トニーを残してヌートカを降りる。レニーにとって、トニーと一緒にゴールできなかったのはとても残念だったが、生涯忘れられない経験となった。