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秘境ネパール 幻のハチミツを追え!
ハチたちが花々のミツから生み出す自然の美味、ハチミツ。ネパールのタプラン村では今も"ハニーハンター"たちが、手作りの道具を使い、地上から数十メートルの高さの断崖絶壁に作られた野生の巨大なハチの巣から希少なミツを採取している。
イギリスで養豚と養蜂を営む青年、ジミー・ドハーティが、このネパールの秘境でハニーハンターたちと共に命がけのハチミツ採りに挑戦する。目もくらむ高さにぶら下げられたジミーは、貴重なミツを無事に手に入れ、味わうことができるのか。大きいものでは3メートルにもなる、鮮やかな黄色の巣を黒く覆いつくす何万匹ものハチたち。一糸乱れぬ連携した動きで羽根を動かすと、巣にウェーブのような波紋が描かれる様は驚きだ。伝統的な暮らしを守りながらも、外国からの訪問者たちをあたたかく歓迎してくれる村人たちの表情や、自然豊かなネパールの豊かな自然と美しい秋の風景もまぶしい。
イギリスで養豚場を営むジミー・ドハーティは、昆虫生物学を学んだ養蜂家でもある。材料となる花々によって様々に味を変えるハチミツの奥深さに強い興味を抱いていた彼は、まだ味わったことのない希少なハチミツを求め、ネパールの秘境へ向かう。着いたタプラン村では心のこもった歓迎を受ける。また、伝統的な手法でハチミツを採るハニーハンターたちとも互いのハチミツを交換して交流を深め、50年以上のキャリアを持つ長老のハニーハンターの助言も受けることができたが、目指すハチミツの採取は簡単ではない。長さ3メートルにもおよぶ巨大な巣は、地上60メートルの断崖絶壁に作られ、その周りには何万匹ものハチが飛び交っている。7回刺されると命が危ないといわれるハチの猛攻を受けながら縄ばしごにぶら下がり、長い木のさおと籠を使ってハチの巣の採取に挑戦するのはまさに命がけ。ジミーは幻のハチミツを無事に味わうことができるのだろうか?