BBC地球伝説

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ストーリー

驚異の恐竜王国
今よみがえる中生代の地球 第3回 終末へのシナリオ

◆ 地の果て 白亜紀中期 ◆
1億600万年前の白亜紀中期、南極大陸は深い森に覆われており、多数の恐竜が生活していた。その生態をラエリナサウラと呼ばれる草食恐竜の一族を軸に追いかけていく。
春の訪れとともに彼らは繁殖の準備を始め、やがて卵を産み落とす。夏の訪れとともに若きラエリナサウラは成長し、外敵からの危険に対処する術を学んでいく。やがて冬が近づくと、彼らは比較的暖かな森の中へ移動し、昆虫は仮死状態となり、植物は活動を停止する。彼らは究極の環境で生きるために様々な決断を下し、戦っているのである。
恐竜は地球のいたるところで繁栄するが、南極の暮らしに適応したのは少数であった。極寒の厳しい冬がある環境で生き延びる小型草食恐竜の驚異のサバイバル物語が描かれる。
<登場恐竜>
クーラスクス(両生類)、ラエリナサウラ、アロサウルス、ムッタブラサウルス

◆ 最期の時 白亜紀後期 ◆
6550万年前の白亜紀後期、そこでは肉食恐竜ティラノサウルスが草原を支配していた。一頭のメスのティラノサウルスの繁殖から子供の誕生までを、狩りやアンキロサウルスとの戦いを交えながら追いかけていく。この時代の大陸は絶えず変動を続け、それに伴う火山活動で大気には有毒なガスが充満し、荒野と化していった。そのため恐竜たちの繁殖は低下しつつあった。そして、メキシコ湾に巨大彗星が激突、恐竜たちの時代はついに最期を迎えるのであった…。
地殻変動の激しい地球で、恐竜最期の隆盛と恐竜王国の滅亡が描かれる。白亜紀末の恐竜の王者ティラノサウルスの母親と子供たちの生活。王者にふりかかる様々な苦難と、彼らのたどる滅亡への道。進化を極めたがゆえに適応しきれない環境変化に直面した恐竜たち。恐竜王国の滅亡のシナリオは200以上もあるが、未だ真相は明らかではない。
<登場恐竜>
ディデルフォドン(有袋類)、ティラノサウルス、アンキロサウルス、トロサウルス、アナトティタン、ケツァルコアトルス(翼竜)、ドロマエオサウルス