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ストーリー

ギリシャ神話の英雄たち
1 オデュッセイア~愛と冒険の物語~

世界中の文学に影響を与えたといわれるホメロスの古典「オデュッセイア」。番組ではこの「オデッュセイア」を、CGを駆使した映像処理によって次々に登場する怪物や亡霊、神々に命を吹き込み、リアリティー溢れるドラマに再現した。
パイエケス人の国で開かれている競技大会は、今日のオリンピックの前身にあたるもの。アテネでオリンピックが開催されるその年に、古代のオリンピックが甦る。
番組を通して解き明かされる古典「オデュッセイア」の主題は、"永遠の命や不朽の名声を追い求めるよりも、家族との日々の暮らしを大切にせよ"というものであった。3000年も前に書かれたにもかかわらず、今日にも通じる主題を持っていることに驚かされる。

古代ギリシャの傑作「オデュッセイア」の世界を、CGを駆使したドラマで再現し、神話の奥深くにこめられた真の主題を探る。
イタケの王であるオデュッセウスは、10年に及ぶトロイ戦争に勝利を収め、家族の待つ故郷へ帰りたいと切望していた。しかし帰郷の旅の途中で、彼はさまざまな試練と誘惑に直面することになる。オデュッセウスは嵐に遭い、巨人・キュクロプスの島に漂着。そこで彼はさらなる名声を求めるかのように巨人を撃退する。不朽の名声、そして永遠の命は、古代ギリシャ人にとってあらがいがたい魅力であった。しかし黄泉の国を訪れた彼は、栄光のうちに死んで死者の世界に君臨しても、決して満たされないことを知る。女神・カリュプソの島で、彼は永遠の命を与えるという申し出に心が揺れる。パイエケス人の国を訪れたオデュッセウスは、そこで開催されていた競技大会で、永遠の命よりも不朽の名声を手に入れたいという誘惑に駆られる。しかし最終的には、家族への思いが何よりも強いことを再認識し、10年にわたる旅の末に帰郷の日を迎える。彼がトロイ戦争に出征してから、20年の歳月が経っていた…。