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鎚起銅器

古き良き時代の熟練職人による手仕事の賜物である工芸品にフォーカスを当て、今と和えるライフスタイルを提案する番組第9回目は、器などで知られる、独特の鎚目と呼ばれる表面が有名な「鎚起銅器」。
江戸時代初期の和釘づくりをルーツに、江戸時代後期、仙台の渡り職人・藤七が燕に鎚起銅器の製法を伝授し、日本の文化とともに発展します。そして燕は、優良な銅が近郊の弥彦山から産出されるなど資源にも恵まれ、日本有数の金属加工の地へと成長します。
一枚の銅板から作られ、多くは器として愛される鎚起銅器。理由の1つは銅が持つ、殺菌作用や熱伝導の良さによるもの。食品の色が綺麗になったり、飲み物が美味しくなったり、鉄分が取れたり、性質もイイコトづくし。一枚の銅板を風合い豊かな器に仕上げる工程に驚き秘密がありました。アイデア満載の製造方法とは。
現在では日本だけでなく西洋でも活躍の場が広がる鎚起銅器。見た目の美しさは味わい深く、時が経ることを楽しめます。一家団欒の場に相応しい、独特の鎚目を楽む新アイテムとは。家族と歴史を共にする番組オリジナル新製品をご提案します。