百年名家～築100年の家を訪ねる旅～

特別企画・姫路城　～時空を超えてきらめく白鷺の城～

今回は特別企画、世界文化遺産として知られる名城「姫路城」を訪ねます。別名「白鷺城」とも呼ばれる美しい姿で、人々を魅了する姫路城。慶長年間に池田輝政が山陽や四国、九州地方に睨みをきかすために羽柴（豊臣）秀吉の居城を改築、拡張して今の壮大な姫路城を築きました。以後４００年以上に渡って、一度も戦火や火災に遭うことなく、当時の姿を今に留めています。平成５年には日本で初めてユネスコの世界文化遺産に登録されました。
現在、５０年に一度の大天守の保存修理中。期間中は大天守は囲われ、その美しい姿は見ることができません。しかし見学施設より眼前に迫る大天守の大屋根や最上層を今だけ限定大公開。今、姫路城が最高に面白いのです。今回は特別に作業現場にお邪魔し、代々受け継がれてきた巧みの技を拝見。伝統的な工法による修理によって受け継がれてきた城郭建築の醍醐味を生で体感します。半世紀にたった一度、間近で見られる今だからこそ「百年名家」の出番です。八嶋さんと牧瀬さん、世界文化遺産との接近遭遇に、いつもと違う緊張感が・・・ 日本最大の木組みの城、姫路城。４００年以上に渡って輝き続ける秘密に迫ります。