百年名家~築100年の家を訪ねる旅~

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古民家の宝庫を一日散歩 ~川崎・生田で出会う日本家屋の魅力~

神奈川県の川崎市立 日本民家園は、日本最大規模の古民家の屋外博物館です。日本の高度成長期と共に急速に姿を消しつつあった江戸時代の古民家を後世に残すため、昭和42年(1967)に設立されました。
今回は、日本民家園で日本の原風景である「ふるさと」を巡りながら古民家の基礎知識を学びます。

まず、八嶋さんと黒田さんを出迎えたのは、岐阜県の白川地方や富山県の五箇山地方に特色的に見られる「合掌造り」。
二人は巨大な民家群に圧倒されます。
「合掌造り」と言えば、急勾配の茅葺き屋根が特徴。
急斜面の三角屋根になったのには、生活環境と密接に関係した「理由」がありました。
信越の町、関東の町、そして東北の町…
二人はそれぞれの町を旅しながら、地域によって異なる民家の「かたち」があることを知ります。

また、民家園は日本のお正月、ひな祭りや七夕等の年中行事を再現している他、地元の人々のボランティア活動に支えられていました。

囲炉裏の火にあたりながら、ゆったりした時間の流れを楽しむ二人・・・
今回は、古民家の基礎知識を学びながら、郷愁を感じた旅でもありました。