百年名家~築100年の家を訪ねる旅~

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古い家の魂を継ぐ ~城下町・熊本の古民家再生~

今回は、番組初の古民家リフォーム特集。

まず二人が訪れたのは小説家 徳富蘆花の小説「灰塵」のモデルともなった熊本の名家・彌富家(やとみけ)。
幕末の志士 坂本龍馬にも影響を与えた思想家 横井小楠とも縁のある旧家です。
その家屋は一番古いところで築300年以上。
歴史を感じさせる立派な梁と家の広さに大興奮の八嶋さんと黒田さん。
しかし、長い歴史を誇る彌富家の家屋もリフォーム前は雨漏りやシロアリの被害、そして建物が傾斜するなど大変な状態だったといいます。
一度は建物を壊すことも考えたという彌富家17代目当主。
その当主にリフォームを決意させたのはお孫さんのある言葉でした・・・

リフォーム後の現在、旧家のイメージを残しながらもバリアフリーなどの要素を取り入れ、見事に蘇えった彌富家を紹介します。

続いて、八嶋さんと黒田さんが訪れたのは熊本中心市街地の路地裏にある上乃裏商店街。
細く長い路地裏には古民家をリフォームしたお店が建ち並び、若者の注目を集めています。
以前は人気のない商店街だった上乃裏商店街を一躍人気スポットに生まれ変わらせたのが地元熊本の工務店を営む名物男。
古民家を移築し、レストランや居酒屋、料理屋さんにリフォームしたことで、まち自体にも活気が戻ってきたのです。
商店街のお店を巡りながらそんな「活気」を楽しむ八嶋さんと黒田さん。
馬肉ハンバーグに舌鼓をうち、気のいい商店街のおじさんのジョークにも大笑い。

今回の熊本は、楽しみながら古民家リフォームの重要性を感じた旅でした。