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第18話:113階の秘密

2月10日放送分

第18話:113階の秘密
第18話:113階の秘密
第18話:113階の秘密
第18話:113階の秘密

 まもなくバカンスを迎えるチームのメンバーたちはそれぞれの予定について話していたが、ジェーンだけは浮かない顔をしている。恋人のブライアンが、ジェーンよりも出張に行くほうを選んだからだ。

 一方、自宅軟禁中のサイモンが逃走する。ジェーンが追跡するとサイモンは墓地におり、記憶を取り込む流れを逆にして、ボノテック本社の最上階から落ちた最初の任務のイメージをジェーンに浴びせかける。その後「君も彼らの一員に」という謎のメッセージを残し、サイモンは息を引き取る。

 サイモンが残したメッセージが何なのかを解明するため、真っ先にボノテック社を調べることにしたジェーン。ライリーの助けを得て捜査をすると、ボノテック社には秘密の113階があることがわかった。

 ジェーンはエレベーター技師になりすまし、警備が厳重な社屋へ潜入することに成功する。113階に着くとすぐ、クリーンルームにがっしりした体格の男が何人も吊るされている光景を目にする。ジェーンは液体の入ったアンプルを1本盗み、警備主任ハイドを尾ける。町に出たハイドはハンサムな青年と落ち合ったが、その青年は出張でヒューストンにいるはずのブライアンだった。

 ジェーンに銃を突きつけられたブライアンは「正直に話していればよかった」と言って白状する。今までブライアンが話していたことや、2人の出会いが偶然だというのも嘘だった。本当はボノテック社について調査している事件記者で、ジェーンの落下のことを知って出会いを画策したのだ。ブライアンによれば、ボノテック社は10年前からヒト成長ホルモンについての違法な人体実験を行っており、被験者に死者も出ていてその中には多くのニューロも含まれているという。

 それを聞いたジェーンは単独でボノテック社の創業者のロバーツ博士に会いに行く。ロバーツは「ボノテック社がたとえ倒産に至っても人類から病気をなくしたいと願っている。そしてジェーンこそが成功の結果だ」と語る。ボノテック社の秘密の薬がジェーンに超人的な回復力をもたらしていたのだ。

 だがやはりロバーツは完全なる悪人だった。話に引き込まれていたジェーンに催眠術をかけ、アンドレたちのチームを裏切るスパイにしてしまった。本部に戻ったジェーンはチームのメンバーたちとバカンスが楽しみだと話している一方、ブライアンはボノテック社で被験者たちと共に吊るされていたのだった。


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