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第17話:プレイバック

2月3日放送分

第17話:プレイバック
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第17話:プレイバック

 木曜日の明け方、ジェーンはアンドレからの電話でたたき起こされる。

 ニューロが数時間以内に、アメリカを訪問中の中国政府要人の暗殺を図るらしい。

 本部に集合したチームは、「暗殺者はニューロと確認されたがそのパワーは未知数だ」と告げられる。捜索の結果チームは、ニューロが要人の車列を待ち伏せているビルを見つけた。階段を使ったジェーンはニューロが仕掛けた罠にひっかかり、爆弾で粉々に吹き飛ばされてしまう。

 一方、コナーがビルの一室に押し入ると逃げようとするフィリップを見つける。激しい殴り合いの末、突然フィリップは手のひらから稲妻を放って姿を消してしまった。フィリップは失敗に終わった暗殺計画をはじめからやり直すために、同じ木曜日の朝に時間を戻したのだ。

 このやり直しのおかげでジェーンはもとの姿に戻り、再び木曜日の朝が展開する。前回と同じようにアンドレはジェーンに電話し、ジェーンはコナーに電話する。本部に出頭したコナーは袖のボタンがなくなっているのに気づくが、フィリップと格闘した時に落としたとは知る由もない。

 チームの誰もがすでに経験したことを思い出せないが、ジェーンは罠に近づくと無意識のうちにまたいで回避し、フィリップの暗殺を妨害する。妨害されたフィリップは姿を消すが、ジェーンは床に何か落ちているのに気づく。それはコナーがなくしたボタンだった。

 またしても暗殺に失敗したフィリップはアパートに戻ると、暗殺地点の道路のビデオを見ながらジェーンたちのチームを妨害する方法を研究し、罠を仕掛ける。

よく考えた手段だが、ジェーンを止めるには不十分だった。次の木曜日もまたジェーンは炎をかいくぐって再びフィリップの前に現れ、乱闘の末、今度は2人とも消える。

 再び木曜日の朝に戻り、フィリップはアパートでジェーンに銃を突きつけチームの活動について問いただすが、ジェーンはそれには答えずに中国政府の要人を暗殺する理由をたずねる。質問を質問で返されたために、フィリップはジェーンに発砲する。

 フィリップが出て行くと息を吹き返したジェーンは大急ぎで本部に向かい、フィリップは暗殺が成功するまで何度でも当日の朝まで時間を戻すことができると報告する。チームはすぐにフィリップの潜伏先のビルへ向かうがジェーンが警告したような爆発は起こらない。フィリップが計画を変更したに違いない。

 チームがビルの一室へ踏み込むとフィリップの代わりに両手両足を縛られた男が「スクーターを盗まれた」と叫んでいる。窓の外を見ると時すでに遅く、スクーターにまたがったフィリップが車列と併走して至近距離から発砲している。

 そこでフィリップにその日をもう一度やり直させるために、ジェーンはフィリップのアパートへ行って死んだふりをし、フィリップが帰宅するとアンドレが携帯に電話して、コナーがフィリップの母親を射殺する映像を見せる。慌てたフィリップが時間を戻すために消えようとした瞬間、ジェーンがしがみつき、2人そろって木曜日の朝に戻ることになった。その場でジェーンはフィリップにチップを撃ち込む。ようやくフィリップを無力化することに成功するのだった。


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