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第14話:魔術の天才

1月13日放送分

第14話:魔術の天才
第14話:魔術の天才
第14話:魔術の天才
第14話:魔術の天才

 会員制「マジック・パレス」の会員になるため、ライリーはマジック・コンテストに参加することにする。

 だが、ワイヤーを使わずにアシスタントを宙に浮かせる技を持つライバル、ハウィに勝つのは難しい。自分より頭のいい者などいるはずはないと自負するライリーは、ハウィがニューロだと考える。チームメンバーはライリーの趣味がマジックだと知って面白がるものの、ハウィがニューロだと言っているのはただの負け惜しみだと思ってその説を本気にしない。

 ジェーンは、セスのデータベースをハッキングしてほしいとライリーに依頼する。数週間前にセスが行った検査の結果をまだ知らされていないからである。ライリーは「ハッキングで捕まる危険を冒す代わりにマジック・コンテストでアシスタントをやってほしい」とジェーンに提案して了承を得る。

 マジック・コンテストでライリーは38口径のリボルバーでジェーンを撃って銃弾を貫通させてから、その後ろにある標的に命中させる《マジック》を披露する。銃弾は血だらけにもかかわらずジェーンには傷一つないので、審査員たちは拍手喝采する。ところがハウィも同じマジックをする。こちらはライリーとジェーンのコンビとは違い、6発撃たれたアシスタントは血を流さず痛みも感じていない。これを見たライリーは、「やはりハウィはニューロだ」と主張するものの、ジェーンに聞き入れてもらえないため怒ってその場を去る。しかし約束どおりハッキングして手に入れた検査の結果をジェーンに渡す。

 医学用語ばかりで内容が分からないためジェーンはセスに直接会い、自分のIQが上がっている理由を聞き出す。それがジェーンの回復能力に関係している可能性があるという。正常な脳の場合、神経細胞は新たな接続を頻繁に続けながら次々に死んでいくが、ジェーンの脳ではむしろ成長しているらしいのだ。

 ライリーはハウィを夕食に招き、カップからDNAサンプルを採取する。アンドレの許可がなければサンプルを分析出来ないが、ジェーンがアンドレを説得する。

 ハウィの家を訪れたライリーは、「魔法の杖がハウィのマジックのパワーを生み出すのではなく、ニューロであるせいだ」と告げるが、そこへチームがやって来てチップを埋め込んでしまう。

 ところがハウィの主張に心を動かされたライリーが、NICOの人間が来る前にハウィを感電させてチップを無力化。さらに魔法の杖を返すと、ハウィはパワーと自信を取り戻して姿を消していった。


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