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第13話:リーグ5

1月6日放送分

第13話:リーグ5
第13話:リーグ5
第13話:リーグ5
第13話:リーグ5

 チームのメンバーたちが宝石店強盗の現場に駆けつけると、どこにでもいるような悪人に見えたただの犯人が、ニューロが用いるようなパワーを使って警備員を投げ飛ばして逃走を図った。しかし犯人は、店の外で待機していたコナーの目前で何者かによって狙撃されてしまう。

 本部に戻って強盗犯の死体からDNAを調べてみると、ニューロ並みのパワーを持っているにもかかわらず普通の人間だったことが判明し、アンドレはこの矛盾点に疑問を持つ。

 白昼、見晴らしのいい公園で会社員が喉を切られて殺害され、複数の目撃者が半径百メートル以内には誰もいなかったと証言する事件が起こる。数時間後、この事件の被害者の男性と不倫関係にあった女性も死体で発見され、嫉妬に狂った夫の犯行と断定したコナーとジェーンが自宅に向かうことになった。

2人が夫にチップを埋め込むが何も起こらない。仕方なくそのまま逮捕しようとすると、夫は透明人間になり逃げようとするが、またしても謎のスナイパーによって射殺されてしまった。

 本部に戻りセスがその死体を調べるとこれもニューロではなかったが、強盗犯と同じく脳に大きな腫瘍が見つかる。アンドレは上司のモーガンを訪ね、自分たちとは別にニューロ殺害の使命を帯びたチームが存在するのではないかと問いただすが、モーガンは「そんな話は聞いたこともない」と否定する。

 一方、その後の捜査によって強盗犯と透明人間は高校時代の同級生だったこと、採取されたDNAからスナイパーがニューロだったことが判明する。射殺された2人は高校時代に仲間5人で「リーグ5」というグループを結成していたことから、チームは残りの3人を探すことにする。

 「リーグ5」のアルビンは連行中に逃亡したが、もう1人のメンバー、ハロルドは「自分がニューロでスナイパーだ」と告白し、旧友2人を殺害したいきさつを話す。

 ハロルドは他の者にパワーを与える能力を持ったニューロだったので、高校時代、落ちこぼれでよくいじめられていた「リーグ5」の仲間にパワーを与えていた。しかし高校卒業後、彼らは増長し始めた。ハロルドには与えたパワーを取り戻す能力がなく、彼らを封じるには自分の手で葬るしかなかったと語る。

 5人目のメンバーで現在下院議員のビビアンに与えられたのは、他者を説得するパワーだった。まず逃亡したアルビンを自殺するよう説得して始末し、次にアンドレの上司であるモーガンを操り、チームの本部からハロルドを連れ出させようとするが、そこへジェーンが現れたために戦闘が始まる。しかしハロルドがジェーンに、ビビアンよりも強力なパワーを転送していたおかげで鎮圧に成功する。

 ビビアンを診察したセスは、射殺された二人と同様、脳にとてつもなく大きい腫瘍を見つける。パワーを使った副作用でできたと思われ、「手術不可能」と告げられるとビビアンは、すべてを諦めセスを操って自分を撃たせて自殺してしまう。

 その一方で、なぜかジェーンはハロルドから転送されたパワーを保持できず、腫瘍もできなかった。


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