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第10話:永遠に美しく

12月9日放送分

第10話:永遠に美しく
第10話:永遠に美しく
第10話:永遠に美しく
第10話:永遠に美しく

ジェーンの傷が治らない。ほんの小さな傷でも、ジェーンにとっては大事件だ。セスに診てもらいながら、悪夢を見て最近よく眠れないとこぼす。その影響で回復力が低下しているのではないかとセスは診断する。

一方、ファッションショーに出演中の若いモデルがまたたく間に老化して死亡するという事件が5件発生した。ニューロによる仕業と考えられたため、チームは捜査のためファッションショーに潜入する。ジェーンとモーリーンはファッションモデルに、アンドレとコナーは警備員に扮し、ライリーは監視カメラをチェックした。

ジェーンが出番前に鏡を見ると、20歳以上も年を取った自分がそこにいた。だがジェーンには驚異的な回復力があったため、すぐに元通りになり、無事にステージ上を歩いてモデルの仕事をやり通すことができた。

 本部に戻ったあと、ジェーンからその報告を聞いたアンドレは、死んでいるはずのジェーンが無事にステージ上を歩くのを見て、ニューロはショックを受けているに違いないと指摘する。監視カメラの映像をチェックした結果、全てのモデル死亡事件に居合わせていたのは3人と判明、そのDNAサンプルを採取するようアンドレが指示を出す。

モーリーンとコナーが採取した2人にはニューロの反応はなく、あとはジェーンが捜査にあたるモデルのワンダを残すだけとなった。ワンダの本名はフィリスといい、実は1955年生まれの元プロム・クイーンだった。

 ワンダの家を訪れたジェーンは、薬で眠らされ、ベッドに縛り付けられていた。ワンダは他人の生命力を奪い取ることで若さを維持するニューロだった。そして老化したにも関わらず、すぐに回復してしまったジェーンを見て、彼女を利用すれば何度でも若さを回復できると考えていた。アマンダがワンダの手にかかって亡くなったことを知ったジェーンは、怒りのためにグラスを割って手を切るが、その時回復力の調整をできることに気づく。

 自宅からペントハウスに移動したワンダは、さっそくジェーンから命を奪い取っていく。回復しないよう調整していることを知らず、いつまでも老いたままのジェーンの姿を見て廃棄することに決めたワンダだったが、隙を見て回復したジェーンの反撃にあう。そこにチームのメンバーが到着し、ワンダは確保された。

ワンダの若さを奪い取る能力は、犠牲者の過去も一緒に受け継ぐ力もあった。そしてジェーンがこれまで受けてきた傷を全て体験する羽目になったワンダは、打撲や弾痕だらけの体となった末、強烈な痛みを感じながら死んでいった。

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